歌詞

[Verse 1]
背を向け合えば 互いは翼になる
けれど もう僕らには飛び立つ場所などない
[Verse 2]
誰かが涙を流さずとも
僕らが優しくなれていたら
誰かを悪者にしなくても
僕らはヒーローになれたかな
[Verse 3]
魔法使いの女の子が魔法の杖を捨ててでも
握りしめたかった温もりがあるように
僕らが生まれた この世界にきっと
背負うものなどない
抱きしめるものばかりなのだから
[Verse 4]
僕とあなたが蝶々結びのように
柔らかく絡み合い いつか解けたとしても
空というものは 羽ばたくものではなく
見上げるものだと 潔く諦められたらいいな
手を取り合って歩いていけたらいいな
[Verse 5]
大事なものを失ったのか
失ったものが大事なのか
はてなを自分に突きつけても
僕らは素直でいられるかな
[Verse 6]
魔法使いの男の子は もう魔法などなくても
あの子を笑顔にすると決めたんだってさ
大好きな人が笑っててくれたら
太陽が鳴り止んでも
次の朝を待てるから 怖くなかった
[Verse 7]
雨の降る日に傘を開くようにね
晴れ渡る空の日は心を開いていよう
そして二人で まぁるい笑い声を
シャボン玉のように ひとつずつ
浮かべていけたらいいな
[Verse 8]
幼い頃 パパとママがいて
僕にもあなたにも帰る場所があった
魔法があってもなくても お金があってもなくても
愛と呼べる懐かしい匂いがあった
何でもない朝 本当はそこに
大切な何もかもがあったこと
今ならわかる あなたも
[Verse 9]
今 背を向け合えば 互いは翼になる
けれどもう僕らには 飛び立つ場所などない
あなたに出会って 長い旅は終わった
もう遠くなんかない ここでただあなたを抱きしめていよう
もっと強く あなたを抱きしめていよう
Written by: Futoshi
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