Paroles

[Verse 1]
ニューヨークは粉雪の中らしい
成田からの便はまだ 間に合うだろうか
片っ端から友達に借りまくれば
決して行けない場所でもないだろう ニューヨークぐらい
[Verse 2]
なのに永遠の嘘を聞きたくて
今日もまだ この街で酔っている
永遠の嘘を聞きたくて
今はまだ二人とも旅の途中だと
[Verse 3]
君よ 永遠の嘘をついてくれ
いつまでも種明かしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
何もかも 愛ゆえのことだったと言ってくれ
[Verse 4]
この国を見限ってやるのは 俺の方だと
追われながら ほざいた友からの手紙には
上海の裏町で病んでいると
見知らぬ誰かの下手な代筆文字
[Verse 5]
なのに永遠の嘘をつきたくて
探しには来るなと結んでいる
永遠の嘘をつきたくて
今はまだ僕たちは旅の途中だと
[Verse 6]
君よ 永遠の嘘をついてくれ
いつまでも種明かしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
一度は夢を見せてくれた 君じゃないか
[Verse 7]
傷ついた獣たちは 最後の力で牙をむく
放っておいてくれと 最後の力で嘘をつく
嘘をつけ 永遠のさよならの代わりに
やりきれない事実の代わりに
[Verse 8]
たとえ繰り返し なぜと尋ねても
振り払え 風のように鮮やかに
人は皆 望む答えだけを
聞けるまで尋ね続けてしまうものだから
[Verse 9]
君よ 永遠の嘘をついてくれ
いつまでも種明かしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければ良かった人などないと笑ってくれ
[Verse 10]
君よ 永遠の嘘をついてくれ
いつまでも種明かしをしないでくれ
永遠の嘘をついてくれ
出会わなければ良かった人などないと笑ってくれ
Written by: Miyuki Nakajima
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