Songteksten

君がくれた小さなメモを
僕は今も持っているよ
前にもあとにも
動けぬ日々に
そっと背中押した言葉
本当の場所を探していた
あちらこちら
ふらつきながら
“まちのねずみと
いなかのねずみ”
ないものねだりの
くりかえし
自分に何ができるのか
聴いて欲しくて歌うのか
褒めてほしくて生きるのか
それで誰かに届くのか
春が来るたび
焦るばかりで
うかれ踊る人たちは
みんな見つけた人なのか
春には秋の気持ちなど
分かるものかと眺めてた
糸の切れた凧のように
自由であることの
怖さを知った
溺れながら 堕ちながら
僕は形をなくしてく
君がくれた小さなメモは
もう忘れてるだろうけど
僕の弱さを抱きしめた
そして背中押したのだ
春が来るたび
思い出せるよ
君に会った 君に会った
もう二度と繰り返すまい
春のセンチを吹き飛ばす
それは素敵な風だった
君と紡ぐこの日々を
僕はなんと名付けよう
つまらぬ歌は歌うまい
闇に酔って歌うまい
春がすべてを
塗り替えてゆく
君にあげたものを数えて
もらったものにまだ届かない
ライフは短い 日々は速い
だから愛しくなるんだよ
Written by: 大森元気
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