Créditos
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
緋鬼籠帝國
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
田口 悟
Komponist:in
Letra
手を合わせたノーベンバー
薄情さを僕と重ねた
青く曇る窓に映った少年
なにもかも初めから持ってないもの
ありふれた聞き飽きた
当たり前に恋してた
手の中にあるものは
ぐしゃぐしゃになって
元々はなんだっけ、
でも捨てられないや
誰にもわかりっこない孤独や
誰にもわかりっこないねじれが
今も青あおしく育って
体の真ん中で根を張る
手を合わせたノーベンバー
薄情さに僕を重ねた
空っぽで全て半端なとこが似てる
ワーストノーベンバー
冗談みたいな人生だったって
重ねた、青く曇る窓に映った少年
かすれて読めない書き残しとか
眩しさに目を伏せたりとか
人混みの中で誰とも通じない
透明な座標でじっと浮かんで
「僕はここにいる」なんて
もう不確かです
夏の星 夜の街 知らす蝉
こだまして窓と胸の内
畦の道 影帽子 烏瓜
ジリジリ枯れ鳴らす
抜け落ちた思い出の途中にひとり
立っている待っている
なぜか泣いている
誰にもわかりっこない孤独や
誰にもわかりっこないねじれが
今も青あおしく育って
体の真ん中で根を張る
手を合わせたノーベンバー
薄情さに僕を重ねた
空っぽで全て半端なとこが似てる
ワーストノーベンバー
冗談みたいな人生だったって
重ねた、青く曇る窓に映った
また空を睨んだ少年
Written by: 田口 悟