歌詞
[Verse 1]
まだこの世界は
僕を飼いならしてたいみたいだ
望み通りいいだろう
美しくもがくよ
[Verse 2]
互いの砂時計
眺めながらキスをしようよ
「さよなら」から一番 遠い
場所で待ち合わせよう
[Verse 3]
辞書にある言葉で
出来上がった世界を憎んだ
万華鏡の中で
八月のある朝
[Verse 4]
君は僕の前で
ハニかんでは澄ましてみせた
この世界の教科書のような笑顔で
[Verse 5]
ついに時はきた
昨日までは序章の序章で
飛ばし読みでいいから
ここからが僕だよ
経験と知識と
カビの生えかかった勇気をもって
いまだかつてないスピードで
君のもとへダイブを
[Verse 6]
まどろみの中で
生温いコーラに
ここでないどこかを 夢見たよ
教室の窓の外に
電車に揺られ 運ばれる朝に
[Verse 7]
愛し方さえも
君の匂いがした
歩き方さえも
その笑い声がした
[Verse 8]
いつか消えてなくなる
君のすべてを
この眼に焼き付けておくことは
もう権利なんかじゃない
義務だと思うんだ
[Verse 9]
運命だとか未来とかって
言葉がどれだけ手を
伸ばそうと届かない
場所で僕ら恋をする
時計の針も二人を
横目に見ながら進む
そんな世界を二人で
一生 いや、何章でも
[Verse 10]
生き抜いていこう
Written by: Yojiro Noda