歌詞

[Verse 1]
真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて
窓開けて虫の声を聞いて
スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく
それを見つめてたら胸がキュンとした
[Verse 2]
いつからあたしはあたしを作ったんだろう
冷蔵庫の扉を閉じる勇気もない
不安な気持ちが一つ胸ん中をめぐる
代わり映えのないこの日々を傷つけよう
[Verse 3]
窓の隙間に見上げた黄色い満月は
あたしに気づかないふりして雲に隠れた
君がそこにいるんならあたしは歩けるわ
か細く漏れる光あたしを照らしてくれって
[Verse 4]
叫んだとしていつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
一つのため息も残さないで
あたしという輝きを放つ
[Verse 5]
真夜中の月が優しい 喧騒の火照りを
静かに 静かに冷ましてくれるのは君
取り出すアイスをそっと唇に当てて
ゆっくり冷蔵庫の扉を閉めよう
[Verse 6]
語りかけた三日月は一段と澄んでて
当たり前のように今日も笑ってくれた
閉じかけた窓からのぞいた光の粒が
少しだけ躊躇したあたしを包んでくれる
[Verse 7]
等身大となって今日に見合う距離を知って
いつか出会う優柔なあたしも超えてこうよ
Yes, No と知った二つの世界に
連れて行こう 月と冷蔵庫
[Verse 8]
今 叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで
連れて行こう 月と冷蔵庫
[Verse 9]
今 叫んだとして いつも願ったとして
いつか不安定な距離も飛び越えてこうよ
いくつもの弱さも見捨てないで
連れて行こう 月と冷蔵庫
[Verse 10]
連れて行こう
月と冷蔵庫
Written by: Kiyoe Yoshioka, 山下穂尊
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