歌詞

[Verse 1]
町の風に引き裂かれ 舞い上った夢くずが
路上の隅で寒さに震え もみ消されてく
立ちならぶビルの中 ちっぽけなおいらさ
のしかかる虚像の中で 心を奪われている
[Verse 2]
あてどない毎日を まるでのら犬みたいに
愛に飢え 心は乾き ふらつき回るよ
灰色の壁の上 書きなぐった気持ちは
それぞれの在り方の 空しさに震えてるんだ
[Verse 3]
追いたてられる町の中 アスファルトに耳をあて
雑踏の下埋もれてる
歌を 歌を 歌を 歌を 歌を 見つけ出したい
からっぽの明日に 向けて投げてやるさ
誰もが眠りにつく前に
[Verse 4]
心のハーモニー 奏でよう
ガラスづくりの歌 奏でよう
無限の色をちりばめた 街の風景
[Verse 5]
人間喜劇さ その通りだろうよ
だけど何がこうさせるのか 誰にもわからないよ
愛情の渦だよ 窮屈になるだけ
だけど誰が止めるというの 祈るしかない生き物よ
[Verse 6]
だまってておくれよ 理屈なんかいらない
甘えだと 笑うのも よくわかったから
無意味の様な生き方 金のためじゃなく
夢のため 愛のため そんなものにかけてみるさ
[Verse 7]
追いたてられる町の中 めくるめく日の中で
思い思いに描いてく 歌い続け 演じ続け
人生はキャンバス 人生は五線紙
人生は時を演じる舞台さ
[Verse 8]
心のハーモニー 奏でよう
ガラスづくりのうた 奏でよう
無限の色を散りばめた 街の風景
Written by: 尾崎豊
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