歌詞

[Verse 1]
くしゃくしゃになった
診察券を持って
簡単な想像に日々を使っている
単調な風景にふと眠くなって
回送列車に揺られ動いている
看板の照明が後ろめたくなって
目を落とした先で笑っていた
通りを抜けて路地裏の方で
屈託もなく笑っていた
[Verse 2]
映画の上映はとうに終わっている
叱責の記憶がやけに響くから
できれば遠くに行かないでくれ
出来るなら痛くしないで
[Verse 3]
構わないでないで 離れていて
軋轢にきゅっと目をつむって
報わないでないで 話をして
窓越しにじっと目を合わせて
[Verse 4]
退廃に暮れた劇場の角で
眠らなかったはずが眠っている
アラベスクには触れなかったんだ
火がついたように街が光った
[Verse 5]
無頓着なあの子が傘を差したら
それで救われるくらい単純でしょ
左手の指輪 右手に隠して
戸惑ってるふうにしてた
[Verse 6]
捜さないでないで いつの間にか
消えたことに気づく距離ならば
許さないでないで 最初だけは
悲しくもないはずにしたくて
[Verse 7]
構わないでないで 離れていて
軋轢にきゅっと目をつむって
報わないでないで 話をして
窓越しにじっと目を合わせて
眠らないでないで 言葉にして
照らした光に目を細めて
笑わないでないで 君に咲いた執着よ
僕を飲み込んでくれ
Written by: ぬゆり
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