歌詞

きみのいる春の景色
ゆらり ゆらり
揺れながら溶けていくんです
それをぼくはただ
見ているんです
風は急に
心地よくなっていくんです
ふらり ふらり
ぼやかしながら
笑っているだけなんです
しかもいい匂いが
しているんです
目を閉じれば
こんなにこんなに優しい感じに
時間がぼくらを
ぼくらを包むんで
一瞬いまが春なのか秋なのか
いつなのか
分からなくなってしまうんで
言葉にはならないことが何だか
ひらり ひらり
未来にまぎれて
薄らいでいくんです
それはぼくだけの
思い込みですか?
振り返っても
こんなにこんなに
淀んだスピードで
春がぼくらを
ぼくらを包むんで
これがこのまま
いつまでもいつまでも
いつまでも
続くと思ってしまうんで
すこし目を開けて
見るものがあるでしょう?
あるでしょう?
腰を上げて
することがあるでしょう?
あるでしょうけれど
こんなにこんなに優しい感じに
時間がぼくらを
ぼくらを包むんで
ふっと今にも
まどろんでしまいそう
いつかまた来る冬のことなんか
忘れて
忘れて mm
Written by: 大森元気
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