歌詞

[Verse 1]
下弦の月が 朧(おぼろ)に揺れる
夜を 包む叢雲(むらくも)
磔(はりつけ)られた 番(つが)う雛(ひいな)
絡める 非情の罠
[PreChorus]
嗚呼 今も燻(くす)ぶ
想い 胸に 聢(しか)と宿らば (殲(せん))
[Chorus]
水の様に優しく 花の様に劇(はげ)しく
震える 刃で 貫いて
宿命(さだめ)られた 涙を
瞳の奥 閉じても
貴方を 瞼が 憶えているの
[Verse 2]
無明の淵で 終焉(おわり)を待つ
私は 噎(むせ)ぶ身無し児
蹂み躙(にじ)られた 尽(すが)る恋を
両手に 包んだ儘
[PreChorus]
もう 諍(あらが)えない 共に辿る
釁(ちぬ)りの黄泉路(みち)を (殲(せん))
[Chorus]
水の様に優しく 花の様に劇(はげ)しく
震える 刃で 貫いて
宿命(さだめ)られた涙を 瞳の奥 閉じても
貴方を 瞼が 憶えているの
[Chorus]
水の様に優しく 花の様に劇(はげ)しく
震える 刃で 貫いて
宿命(さだめ)られた涙を 瞳の奥 閉じても
流れる血潮 止められない
[Chorus]
蜜の様に零れて 徒(あだ)の様に散りゆく
儚い 祈りを 掻き消して
宿命(さだめ)られた 二人を
葵闇(あおいやみ)が 裂いても
貴方と 揺蕩(たゆた)う 隠り世まで
Written by: 瞬火
instagramSharePathic_arrow_out