Texty

もうこんなところで
うずくまっているのはやめよう
そう思って突然
動くはずもないけど
夏の空気や
夜つゆに濡れた草の匂いには
心落ち着かす力あると思う
暗い世界の隙間に
ぼくは貼り付いていたよ
そのときだった
地面になったまま
広がったパノラマ
夏の星座に
ぼくは身体を浮かべて
新しいことばで歌う
白鳥座から見た
街は光に満たされ
涙の洪水に流したから
もうぼくはだいじょうぶさ
多分ぼくはだいじょうぶさ
そう他人には出来ることが
自分には出来ないと
勝手に決めつけて
あきらめてしまっていたよ
けれどもそんなぼくにしか
見えないものがある
云えないことばだって
きっとあると思う
狭い世界の狭さに
ぼくの居場所なんてない
それを変えることは
思いもつかなかったから
よろめくパノラマ
夏の星座は
ぼくの心を揺さぶって
笑うのさえまだぎこちない
琴のしらべに乗せ
これからのことだけを
書き殴って
宇宙に飛ばしてみるよ
今日のことを忘れないどこう
すぐに消えてしまわないように
夏の星座に
ぼくは身体を浮かべて
新しいことばで歌う
白鳥座から見た
街は光に満たされ
涙の洪水に
ぜんぶ流してみたんだ
ルラララ
素晴らしい瞬間を
夢だなんて思わないで mm
信じてみるよ
もうぼくはだいじょうぶさ
多分ぼくはだいじょうぶさ
Written by: 大森元気
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