Letra

観覧車にのりこむ あしあとをたどって
まわりだした時計を 風がそらへおしあげた
キラキラに 光をつなげた
レンガ模様のみち
にぎやかさが はねた
ちいさな手を めいいっぱいひろげた
あのひのように それはきょうも
色を描いた
せのびをして はしゃいでいた
このとおりも
今はあなたの手 そっとふれて
あるけるんだ
観覧車にのりこむ あしあとをたどって
まわりだした時計を 風がなぞった
過ぎる かがやきのかおり
ふたりの かげぼうし
ぼやけた砂ぼこりを きって
景色に とけた
ふかふかに カゴを敷き詰めた
ふうせんの花束
みぎひだり およいだ
のぞきこんだ 花束のせかいは
みつけだした きょうのこえを
まるく描いた
せのびをして にぎりしめた
このリボンも
今はあなたの手 そっとふれて
つかめるんだ
観覧車にのりこむ あしあとをたどって
まわりだした時計を 風がなぞった
ゆれる ながぼそいセピア
ふたりの かげぼうし
ぬりかわるさかいめを きって
夕日に とけた
まちあかり
金色の灯
またたいた
ドキドキつみこんで
とわにまわる てつのふねは
しあわせを のせて
ふたりに キセキをうつした
ときをきざむ はりのように
ふねはそらたかく 宙をまう
打ちあがる 花火の
ひかり ねいろ
ふたりに キセキをうつした
そしてしずかに 雲がながれる
あしあとをたどって
やがて今日が くれてゆく
まばゆい ひかりは
ここにつないだ ゆめをえがいて
わらった
パレードはゆく
とわの音を ひびかせながら
うたをうたえば ほら
ココロにある つぼみは
はなを咲かせる ららら
観覧車にのりこむ あしあとをたどって
まわりだした世界は きっと
あすへと 続く
Written by: ふわりP
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