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AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
板橋末っ子の会
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
板橋末っ子の会
Komponist:in
歌詞
どうしようもない人間の
奏でる音楽に夢を見て
どうしようもない人間こそ
美しく思えた
不安や孤独に憧れて
安心に愛想を尽かされた
満ち足りた日々を送るのさえ
後ろめたくなった
目が回るほど彼等を追いかけても
平凡と手を切ることもできず
冷えた苦汁をグラスに注いで回る
へらへら赤く醜い顔で
あなたは嘘つき
あの歌信じて暮らしてきたのに
果たしてこの手に
何も残りやしなかった
会話が途切れてしまう度に
惨めな思いをする度に
「これでこそロックに相応しい!」
と自分に言い聞かす
打ち解けられん事が長所に変わり
「いいのだ、このままでいいのだ」
と誤魔化すうちに
気づけば二十歳過ぎで
今さら矯正も間に合わず
あなたは嘘つき
あの歌信じて暮らしてきたのに
果たしてこの手に
何も残りやしなかった
♪
あなたは嘘つき
あの歌信じて暮らしてきたのに
果たしてこの僕は
何も残せやしなかった はあ
狂った振りを続ける意地が
アルコール・ドラッグ・セックスが
二十幾つで死ぬ度胸が
僕には無かった
Written by: 板橋末っ子の会