Letra

風にひとひら桜が
消えた雪のなごり
しずかに春を告げる
心はあの日のまま
あなたの香りがのこる
部屋も春の色に
荷物さえまとめないで
旅には出れないのに
ずっとこの場所で待っているよ
時に見失いそうだけど
いつも一人ではなかったね
だれかのために笑ってたよネ
あなたの笑顔に逢いたいよ
あの日のままでいたかった
あなたは桜を待たないで
空へ嫁ぐには まだはやい
あなたがいる それだけに
支えられていた
まだ消えないてのひらの
在りし日のぬくもり
きっと明日も変わらない
朝がはじまって
街角動き出しても
置き去りにされた夢
だから素直にはなれなくて
強がっては泣きつかれていた
桜よ伝えてこの想いを
いつか言うはずの"おかえり"を
あなたの笑顔に逢いたいよ
思い出になんかにならないで
あなたは桜を待たないで
空へ嫁ぐには まだはやい
あなたの笑顔に逢いたいよ
思い出なんかにしたくない
あなたは桜を待たないで
空へ嫁いでも そのままで
Written by: 長谷川万大
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