シャボテンの唄

今まで強がっていたこと 今頃気づいているのね

これから歩む日々を 思って心が痛いのは愛だろう

誰かの言葉に傷ついて はじめて優しさを知るのね

誰かを傷つけてはじめて 孤独を思いやるのね シャボテンのように

雨上がり 静かに揺れるシャボテンの花

呑み込んだ言葉や涙を咲かせる

一人じゃ笑えないのね 一人じゃ怒れないのね

それでもすれ違うのは まるで月と太陽のようで

凍える雪の夜に僕らは出会う

憎しみや誤解を燃やして朝を待つ

雨上がり 静かに揺れるシャボテンの花

呑み込んだ言葉や涙を咲かせる