Lirik

糸が解けていく
焦がれていたはずの非対称性
共に狂宴に沈み溶けていく
灰の記憶と踊りましょうなんて
空虚な号令が稜線(りょうせん)をなぞる
壊して楽園 溶かして情念
擦り切れた夢にうなされて
足掻いて諦念 侵して悄然
交わりを捨てた裏表
歩む意味に疑いを挟んで
帳の中地図を丸めた
終わり方なんてもう分からなくて
灯火を眺めるしかできずに
この手に残した夢さえもう
消えゆくだけならば
そう、きっと
曖昧な愛に解を求めても
祈りはとうに露と消えて
せめて傷跡に癒やされたいと
願ってしまう私がいました
少しばかりのわがまま抱えて
天(そら)を指差した
Written by: Setca.
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